不動産の仕事をしていると、所有者様の深いお悩みに触れる機会が多くあります。
今回は、実家の処分で途方に暮れていたお客様との忘れられないエピソードをご紹介します。
再建築ができないため、売ることはできない
県外にお住まいの娘様から、ある日切実なご相談をいただきました。
亡くなられたご両親から地元の実家を相続されたのですが、ご自身が戻って住む予定はありません。
そこで地元の不動産会社に売却の相談をしたところ、思いもよらない言葉をかけられたそうです。
「この物件は再建築ができない(法律上の制限で建て替えができない)ため、売ることはできません。」
思い出の詰まったご実家が「価値がない」と言われたかのようなショックを受け、途方に暮れていたところで私のところへお電話をくださいました。
現地を確認してアットホームが判断したこと
お電話でお話を聞いた後、さっそく現地へ伺い、お客様との面談をさせていただきました。
確かに建物自体は古く、経年劣化も進んでいました。しかし、丁寧に拝見していくと、構造や状態は決して悪くありません。
「まだまだ活用できる素晴らしいご自宅だ」と私は感じました。
そこで、不安そうにされていたお客様へストレートにお伝えいたしました。
「このお家は壊さずに、このまま活用させていただきます。ぜひ弊社で買い取らせてください。」
「売れない」と諦めかけていたお客様は大変安心され、無事に買取の契約をさせていただくことができました。
新しいご家族へ繋げる
買い取らせていただいた空き家は、丁寧なお手入れを経て、今では新しいひとつのご家族に住んでいただいて(お借りいただいて)おります。
一度は「売れない」と見捨てられかけたお家が、再び誰かの暖かい暮らしを支え、家としての使命をしっかりと全うしています。
困っているお客様を助けることができ、さらにお家にも新たな命を吹き込むことができた、私にとっても非常にやりがいを感じた出来事でした。
「売れない」と諦める前に、一度ご相談ください
再建築不可の物件や古い空き家は、一般的な不動産市場では断られてしまうケースが少なくありません。
しかし、適切な活用の道を見つければ、価値を取り戻すことができます。
- 他の不動産会社で断られてしまった
- 使い道がなく、どう処分していいかわからない
このようなお悩みをお持ちの空き家がございましたら、諦めて放っておく前に、ぜひお気軽にご相談ください。

